2025.07.02
活動報告
令和7年6月28日に浅井会長のご厚意で鯖江精機株式会社にて研修例会①~経営力~が開催されました。
今回の研修では、「パソコン1つで社長体験!チームで挑むリアル経営ゲーム」というサブタイトルで、
スコレ株式会社様のBMG経営研修を行いました。
チームSDGs初の事業ということで、10時~17時と1日みっちりと研修しました。
はじめに司会の吉中健朗氏からご来場の皆様へのお礼があり、浅井会長のご挨拶で例会スタートです。
浅井会長からは「会長になって自社に青年会の皆で研修ができて嬉しい」というお言葉を頂戴しました。
次に担当チーフからの趣旨説明です。
担当チーフは吉水建機株式会社 吉水厳一氏
今回の研修を通して、普段本などから知識として学ぶことはできても実践することの難しい「意思決定」や「経営戦略」、
また「自分の考え方の癖」や「経営の勘どころ」について学び、「経営力」の向上につなげましょうと熱い思いを込めた趣旨説明でした。
チームSDGs~Showa・D・Generations~の紹介があり、
講師の先生のスコレ株式会社の須藤様、高越様 のご紹介です。
須藤先生の早稲田大学大学院(MBA)時代に実践する場がないと考案したのが
企業経営を実践する「Business Management Game(BMG)」です。
BMG経営研修はビジネスリーダーに必要不可欠な「経営マインドを持って事業を舵取り」し、
「戦略と財務の両輪で事業を成長させる力」を実践的に強化する事を目的としています。
BMG経営研修のスタートです。
まずは3~4人の5チームに分かれて、電気自転車を製造販売する企業を創業します。
「会社名」「経営理念」「経営方針」「製品名」とチーム内での役割「社長」「財務担当役員」「生産・販売担当役員」を決め、
各社社長より、経営理念等の初心発表をしていただきます。
約3年間で「年商1億円」「営業利益10%」「利益剰余金がプラス」を目標に企業経営をします。
資本金5,000万円をもとに、本社設備、工場建設、研究開発、販売員の雇用、市場調査等を行いながら進めていきます。
1年を4期で区切り貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書をみて、自社の資金や他社の動向を考えながら、
1期ごとに10分~15分で意思決定していきます。
意思決定の概要、意思決定の根拠を書き、自分の意思決定について評価をします。
損益分岐点を考慮しての価格や研究開発費の設定、プロダクトアウトとマーケットインについても学びました。
販売員が辞める会社や在庫過多に陥る会社、資金がショートする会社、コロナで工場が停止する会社など
いろんな困難を乗り越えながら、目標の達成や経営理念の実現に向けて進めていきます。
時間は進み結果発表の時間です。
目標を達成できた会社は2社でした。おめでとうございます。
目標を達成できなかった3社も「あと1年あれば達成できた」と皆さんが本気で挑んでいたことが感じられました。
増田副会長の締めのご挨拶で例会終了です。
記念撮影
研修の後は、くずし割烹ぼんたにて懇親会を行いました。
チーフの乾杯のご発声で懇親会スタートです。
途中、余興では「財務担当役員」の皆様に本日の企業経営について発表していただきました。
皆様、経営研修で苦労したところやどういった意思決定で判断していたかなどを話していただき、
研修内容の理解がより深まりました。
懇親会風景
楽しい時間はあっという間に過ぎ、締めは山澤副会長です。
山澤副会長熱いお言葉ありがとうございます。
記念撮影も行いました。
スコレ株式会社の須藤様、高越様貴重な時間をありがとうございました。
BMG経営研修で普段経験することのできない学び、気づきが多くありました。
吉水チーフ、初チーフお疲れさまでした。
チーフのこの研修をやりたいという強い思いを感じる研修でした。
ご参加いただいた皆様お疲れさまでした。
10時~17時までの研修、18時から懇親会と、皆様にとって有意義な1日を過ごすことができたのではないでしょうか。
この研修が皆様の今後のご活躍の一助となれば幸いです。
以上、思考回路がショート寸前の澤田(シ)がお届けしました。